大阪府堺市西区津久野町1-8-18  耳鼻咽喉科

医療法人 文明会 

おくだ耳鼻咽喉科

大阪府堺市西区津久野町にあるおくだ耳鼻咽喉科です。 土曜日午後診療・日曜日診療・休日診療の耳鼻科。堺市西区津久野駅徒歩5分。 鳳駅・上野芝駅からもご来院できます。 レーザー治療・舌下免疫療法・減感作療法・突発性難聴・めまい・メニエール病・いびき・無呼吸症候群にも対応いたします。 

お子様からお年寄りまで地域の皆様に信頼される医療を提供することを目標としております。 安心してお気軽にご相談、ご来院ください。
地域に密着した心のこもった医療サービスを目指して〒593-8322 大阪府堺市西区津久野町1-8-18
TEL:072-260-3387 FAX:072-260-3386
 

  こどもの耳鼻咽喉科

こどもの耳鼻咽喉科

  おくだ院長は、小児専門の耳鼻咽喉科医として診療を行っていましたので、新生児・乳児を含め、小さなお子さんの診察は大歓迎です。また、障害を抱えたお子さんの診療も、できる限り対応させて頂きます。




 耳垢塞栓症(みみあか)    お子様のみみあかを定期的にチェックしていますか?


みみあかを何もせず放置しておくと、耳の穴を完全に塞いだり、小さいお子様では、聞き返しが多くなったり、言葉の発達の遅れの原因になります。みみあかは定期的に除去する方がいいと思います。

耳垢を取るポイントとしては、幼少児では、耳たぶを後下方に引っ張ると視野が取りやすいです。また日中の太陽の光を利用したり、蛍光灯の光を利用するのも良いと思います。子供の頭をしっかり固定し、周囲にご兄弟のお子様がいないか確認する事。意外と兄弟のお子さんの突然の動きで耳掃除中の事故が多く、鼓膜に穴があいたり、外耳道損傷に成るケースがあるので注意が必要です。

また綿棒の場合は、先端にベビーオイルを塗ったりするとより安全に耳掃除が可能です。耳掃除が苦手な保護者さま、または耳掃除が怖くて出来ない方は、遠慮なく当院に受診してください。丁寧に除去いたします。



 急性中耳炎    

耳の聞こえが悪い、みみが痛い、 中耳炎・外耳炎、滲出性中耳炎の可能性があります。


はな、せき、発熱などの風邪症状のあと、耳と鼻をつなぐ耳管という管を通って、風邪の細菌やウイルスが耳管を通って中耳腔に侵入・増殖して起こるのが急性(化膿性)中耳炎です。

原因菌としては肺炎球菌とインフルエンザ菌が多いと言われています。最近では、ペニシリン耐性肺炎球菌やインフルエンザ菌が増加傾向のため治りにくい中耳炎の場合は起炎菌を確定させ治療する必要があります。

他の医院でなかなか」治りにくい中耳炎の場合は遠慮なく当医院に相談ください。 

症状は、耳痛、耳漏等が主ですが、乳幼児で言葉がしゃべれない場合は、夜泣き、機嫌が悪い、耳を触る、原因不明の発熱等の原因が中耳炎であることも少なくありません。 

治療は、抗生剤の内服・点耳を中心に治療を行ない、必要であれば鼓膜切開などの治療を併用します。稀に重症化して、耳の後ろの骨の空洞部分(乳様突起)に炎症を生じ、耳の後ろの皮膚に発赤・腫れが生じる急性乳様突起炎になることがあり、この場合には入院の上、抗生剤の点滴で強力に治療を行い、場合により手術的に乳様蜂巣の除去手術を行なう事があります。



 滲出性中耳炎


慢性的にハナが持続してなんとなく聞こえが悪いお子様は注意が必要です。

状態は鼓膜の内側の中耳腔と言う空間に滲出液(膿)が貯まる状態です。原因は耳管機能不全の可能性が高く、鼻の奥にあるアデノイドの肥大や副鼻腔炎(ちくのう)、慢性的なはなすすり、の影響も関与していると思われます。

近年ではある種の感染やアレルギーの素因が関与していると言われています。貯まっている膿の量により難聴の程度はいろいろですが、小学生以下の小さなお子様で長期間続くようであれば学業に影響が出たり、聞き返しが多くなったり、不明瞭な言語になったり、様々な影響がでる可能性があります。

また、急性中耳炎と違い、耳が痛いなどの症状がでないため、偶然健診で指摘される場合も多いのが特徴です。

滲出性中耳炎は表面的な症状があまりないため、少しでも気になる事があれば早期に耳鼻咽喉科で相談してください。 

治療は、通院によるハナの吸引処置や、ネブライザー、耳管通気(鼻から耳へ強制的に空気を送り込む治療方法)などの保存的治療から開始し、改善が十分でない場合には鼓膜切開を行ない、排膿します。

それでもなお再発を繰り返すようであれば、手術的治療によるチューブ挿入術を行います。お子様の場合には全身麻酔下に、アデノイド切除術を同時に行なう場合が多いです。留置されたチューブは、数年で自然に脱落します。その間は定期的に通院し耳の中の耳垢やかさぶたの除去を行い外耳、中耳の管理を行います。




 外耳炎


中耳炎とほぼ同様です。耳痛、耳漏を生じる疾患で、綿棒や耳かきのし過ぎが原因であることもがほとんどですが、中耳炎同様、細菌やウイルス、などの感染によって引き起こされます。 治療は、抗生剤の内服および点耳、軟膏で行います。




 アレルギー性鼻炎  


現在は国民病と言われるぐらい非常に多い疾患です。 症状としては、くしゃみ、はなみず、鼻づまりが典型的な症状です。 

アレルギー性鼻炎に対する治療は、原因抗原への接触を避ける事が中心となります。そのため、血液検査により原因物質を特定します。一般的には、ハウスダストやダニのアレルギーが中心となりますので、これらを避ける事によりかなり症状が軽減されます。それでも症状が出現する場合には、くすりの内服治療から始めます。

抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、の内服または、点鼻薬の併用をします。また希望の患者さんには、漢方薬の処方も行います。また根本的な治療として減感作療法があります。これは、アレルゲンを低濃度から徐々に濃度、薬液の量を上げて注射する治療法です。原因物質に対する免疫力をつける治療法や、手術的に鼻粘膜をレーザーで焼灼する方法もあります。





 急性副鼻腔炎(ちくのう症)


副鼻腔炎は、はな風邪に引き続き起こる鼻の疾患で、はなの中に存在する細菌により、副鼻腔内の粘膜に炎症を引き起こした状態です。鼻の奥にあるアデノイドが副鼻腔炎の重症化・遷延化の原因となっている可能性が高なっています。また薬剤耐性菌が増加していることにも治療が長引く原因になっている様です。 症状としては、膿性の鼻水や鼻づまり、いびき、頭痛などです。また、小児の慢性的な咳や痰の原因として、副鼻腔が関与する場合も結構多いようです。副鼻腔炎に対する治療としては、抗生剤や抗炎症薬の内服が中心であとは、通院による鼻水の吸引処置やネブライザーの吸入による局所療法を併用します。




 アデノイド、扁桃肥大


 アデノイドの増殖や口蓋扁桃肥大が存在すると気道が細くなり、睡眠時無呼吸をきたしたり、激しいいびきの原因になります。そのため睡眠が浅くなり、日中の眠気のため集中力が低下し学業が低下することが考えられます。 また、アデノイドの増殖は、滲出性中耳炎が治り難くなる要因となる場合があります。

38度以上の高熱がしばしばでたり、強いいびきがあるようであれば、外科的治療(アデノイド切除術および口蓋扁桃摘出術)を考える必要があります。




 はな、のど、みみの異物      小さなお子様には、結構多いです。


耳鼻咽喉科では、みみ、はな、のどの異物の患者さんを診ることが結構多いです。

耳の異物としては、「え~と思うかもしれませんが」、蚊やゴキブリなど生物が入り込むことがあります。小さなお子様の場合は遊んでいて自分で何かを詰めるケースが多いようです。

鼻の異物は、お子さんが自分で物を詰めてしまうケースが多く、すぐに除去できれば、特に問題はないですが、長期になると頑固な悪臭を伴う膿性の鼻水を生じることがあります。またミニ電池やボタン型電池の異物の場合、鼻中隔や鼻粘膜に短時間のうちに重篤な障害を与えるため、すぐに除去しないと鼻が変形する等の後遺障害を残す可能性もあります。
 
咽頭異物は、その大多数がが食事の際に魚の骨がのどに刺さるもので、外来で除去できる例がほとんどですが、のどの深い部分に大きな魚骨が刺さった場合、咽頭や食道周囲の重篤な感染症を生じる可能性もあり、決して油断はできません。また、のどに骨が刺さった時、ごはんの丸飲みをする方が結構多いようですが、かえって異物を奥に押し込んでしまう可能性もあり、できればすぐに、耳鼻咽喉科を受診して除去することをお勧めします。

 食道異物は、老人では薬の包装シートを誤って飲み込んでしまうケースが結構多いです。多くの小児では硬貨や小さなおもちゃの部品を口に入れて遊んでいるうちに誤って飲み込んで異物となる例が多いようです。

また、明らかなエピソードが無いお子さんで突然に飲み物や食べ物を受け付けなくなった場合には、異物の可能性を疑ってみる必要があります。食道異物の摘出は、局所麻酔あるいは全身麻酔下に、ファイバーあるいは硬性食道鏡を用いて行なうことになります。


 おくだ耳鼻咽喉科では異物除去用の内視鏡を準備しておりますので、のど、はな、みみの異物に気づいたらすぐに受診してください。丁寧に除去いたします。





 溶連菌感染症

溶連菌感染は6カ月から3歳の幼児では軽度の発熱、鼻水、上気道炎症状を示し、年長児では、発熱、咽頭痛、嚥下困難を訴えることが多いです。

診断は、ある程度診察すれば、ある程度目安はつきますが、迅速検査にて10分程度で診断はつきます。予後は良好ですが、溶連菌感染症の場合、糸球体腎炎やリウマチ熱などの合併症があるため、ペニシリン系の抗生物質を少なくとも、10日間程度内服が必要です。10~14日後に尿検査が必要です。当クリニックにて尿検査もさせて頂きます。




 ヘルパンギーナ  いわゆる夏風邪です。

夏にしばしばみられる疾患です。年少児では、不機嫌、食欲不振、倦怠、多くの例では、突然39度以上の発熱で発症します。

予後は良好でエコーウイルスやコクサッキーウイルスが原因のため、治療は対象療法が中心になります。十分な水分補給や安静加療という事になります。



 手足口病  口の中に口内炎ができ小さいお子様ではのどの痛みや機嫌で気づく事があります。

ヘルパンギーナと同様に口の中に口内炎ができる疾患です。疾患の4分の3の患者さんは、手や足に紅班や水泡ができるため診断は比較的容易につきます。症状は口の中に口内炎様のものができるので食欲不振、不機嫌などが、主症状になります。


 突発性発疹  小さいお子様の高熱が持続したら、もしかしたらこの疾患では?

乳児に好発し38から39度の高熱が続き解熱した後、体に発疹が出現す疾患です。治療は発熱のため機嫌が悪く、食欲が低下している場合」解熱薬と投与します。痙攣などの合併症があるため注意が必要です。


 アデノウイルス感染症  結構多い疾患です

アデノウイルス感染症は5歳以下に発症しやすい疾患です。症状としては、39~40度以上の高熱せき、喘鳴、胃腸症状などがでる事が多いようです。合併症として脳炎などがあるので注意が必要です。

 インフルエンザ

インフルエンザウイルスは強力な伝染力があり、直接感染、飛沫感染で伝染し、ほぼ毎年冬期に流行する代表的疾患です。潜伏期間は24~48時間と短く、突然の高熱、咽頭痛、頭痛で発症し乳幼児では、熱性けいれんを伴う事があるので、注意が必要です。

診断はのどや鼻からの分泌物を採取し迅速キッドで10分程度で診断がつきます。インフルエンザ脳炎、脳症があるので、迅速な診断が必要であります。

治療は抗ウイルス薬の早期内服で予後は良好ですが、48時間が経つとインフルエンザ治療薬の効果がなくなるため、早期診断早期治療が大切です。

インフルエンザは普通の風邪と違って怖い感染症です。特に小さなお子さんの場合、処置が遅れると、インフルエンザ脳症をはじめ様々な合併症や重症化を招く恐れがございます。お父さん、お母さんをはじめ 周りの方が注意してあげてください。




 受験生の方へ

受験生にとっては、受験シーズンとインフルエンザの流行時期が重なるので、インフルエンザ対策は欠かせません。かしこく予防して、もしかかってしまったらできるだけ早く治療を受けて、受験を乗り切りましょう。

日常生活ではまず、体調を整えて抵抗力をつけ、 ウイルスに接触しないことが大切です。
また、インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱いので、室内を加湿器などを使って適度な湿度に保つことは有効な予防方法です。

 インフルエンザの予防

1 栄養と休養を十分取ること。 体力をつけ抵抗力を高めることで感染しにくくなります。
2 人ごみを避ける。病原体であるウイルスを寄せ付けないようにしましょう。
3 適度な温度と湿度を保つこと。ウイルスは低温低湿を好み、乾燥しているとウイルスが長時間空気中に漂っています。加湿器などで適度な湿度を保ちましょう。
4 外出後の手洗いとうがい。手洗いは、接触による感染を、うがいは、のどの乾燥を防ぎます。
5 マスクを着用すること。




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