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顔の疾患 |
顔の病気
顔面神経麻痺 (これも耳鼻咽喉科の範囲です。)
ある日、朝起きて歯を磨いていると、口から水がこぼれ落ちる、片眼から涙がでる、目が乾燥している、「あれ?」と思い鏡をみたら眼がうまく閉じない、口の動きも鈍い、顔の半分が動かなくなっていた。めったに起こることではありませんが、顔面神経麻痺の典型的な症状です。顔面神経マヒとは、片側の顔の表情をつくる筋肉が麻痺してしまう疾患です。耳鼻咽喉科の医師にとってこの様な顔面神経麻痺の患者さんを診察することは、珍しいことではありません。
症状としては、顔半分が動かない、味覚がない、味が分かりにくい、めまい、目の乾燥感、などです。
早期に治療すれば、ほとんどの方は、後遺症を残さずに数週間から数ヵ月程度で治癒するのですが、一部には麻痺が残る方もいらっしゃいますので、早期に耳鼻咽喉科を受診して、治療する事が望ましいと思います。
ハント症候群
この疾患は、耳、耳介、外耳道に帯状疱疹ヘルペスウイルスが感染して発症します。「え~」と思われる方もおられると思います。一般的には、帯状疱疹は腰や背中にできるものと思いがちですが、耳にも帯状疱疹があるんですよ。
症状は、耳の水泡、めまい、耳鳴り、難聴、顔面麻痺などです。このような疾患の患者さんを診察する事は、耳鼻咽喉科の医師にとっては、珍しい事ではありません。耳に何かできものができたら、「すぐに治るから」と簡単に考えずに、早めに耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。早期治療が大切です。
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